あなたの毛穴開いてない?早めの対策で引き締めよう!

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顔の毛穴は他の箇所の7倍!

毛穴の開きが気になる方、多いのではないでしょうか。 開いた毛穴に汚れがたまって黒ずんでしまったり、見栄えが悪くなってしまうことがありますよね。
ところで、毛穴がそもそも何なのかは知っていますか?毛穴とは、毛の穴という名前の通り、体毛が生えるための穴のことです。通常0.1から0.2ミリほどの穴で、顔だけでおよそ20万個あるとされています。とくに顔と額、鼻の部分には集中しており、その数はほかの部分の7倍も多いため、皮脂が多く分泌される部分となっています。毛穴の数と皮脂の分泌量は人によって異なり、遺伝によるものなので生まれる前に決まっているものです。

あなたの毛穴はどれ?

毛穴にも様々な種類があります。ここでは主な4つの種類を紹介します。あなたの毛穴はどれにあたりますか?

① 黒ずみ毛穴
毛穴は皮脂の分泌される穴ですが、出ていくはずだった皮脂がうまく排出されないと古い角質とまじりあって角栓ができ、毛穴が開いてしまうのです。その状態からさらに酸化が進むと黒くなってしまい、いわゆるぶつぶつとした黒い毛穴が目立つことになってしまいます。

角栓は皮脂と角質が混ざってできた雑菌のかたまりなので、炎症を起こす可能性もあります。メイク落としや洗顔を怠ると皮脂がうまく排出されにくくなり、黒ずみ毛穴ができやすくなります。
また、メラニンが原因の黒ずみ毛穴もあります。この原因は汚れではなく、紫外線。メラニン毛穴は毛穴ジミとも呼ばれ、紫外線の影響を受け毛穴の入り口にメラニンが付着した状態を指します。特別盛り上がっているわけでもなくざらざらした感触があるわけでもないのに黒ずんだ毛穴がある場合、これにあたる可能性があります。

② たるみ毛穴
老化などによって皮膚がたるむと、本来ならば丸い形をしている毛穴が皮膚に引っ張られて細長く開いてしまいます。これをたるみ毛穴と呼びます。

③ オイリー肌・インナードライ肌と毛穴
皮脂の分泌が過剰になっているオイリー肌では毛穴が黒ずみやすくなります。鼻の頭など手で触れてしまいやすいところでは特に開いた毛穴に汚れがたまることが多いのです。
同様にインナードライ肌では毛穴が乾燥してしまい、そこから黒ずんでいきます。

毛穴が開いてしまう理由

書いてきたとおり、毛穴開きが起こる主な原因には皮脂がうまく排出されず角栓ができてしまうこと、紫外線、老化などがあります。

早めの対策で毛穴を引き締めよう

では、開いた毛穴を引き締めるためにはどのように対策したらいいのでしょうか?
いくつかの効果的な方法をお伝えします。
大きく分けて自宅でできるものとクリニックで行うものの2種類になります。

自宅でできるもの

①酵素洗顔
角栓の70%がタンパク質、残りの30%が皮脂でできています。肌に残ったタンパク質を酵素によって分解することで角栓を取り除くのです。
方法は、普段の洗顔に酵素を加えて行うだけ。酵素には様々な種類があります。多くの酵素洗顔料に含まれているのはパパイン酵素と呼ばれるもので、タンパク質を分解する作用を持っているものです。これはパパイヤの実からとられた天然植物性の酵素になります。

②保湿
毛穴の引き締めには、洗顔を行った後の保湿をしっかりすることが必要です。保湿をしていないと、肌細胞が縮んで毛穴が引っ張られ、開いてしまう結果になります。
方法としては、化粧水をたっぷりつけましょう。乳液・クリームなどは薄く伸ばしてつけるといいでしょう。これらはつけすぎてしまうと油分が毛穴に詰まってしまいます。使用する化粧水は肌によく浸透する水溶性の保湿成分が含まれたものをおすすめします。水溶性の保湿成分とは次のようなものです。

・ヒアルロン酸
・ビタミンC
・コラーゲン
・エラスチン

一方、乳液やクリームは化粧水でたっぷり補給した水分を逃がさないようにするために油性の保湿成分が多く含まれたものを使用すると良いでしょう。
乳液に含まれる主な油性の保湿成分は次のようなものになります。

・セラミド
・ステアリン酸コレステロール

あなたの使っている化粧水や乳液には何が含まれていますか?
これを機にスキンケアグッズを見直してみるのもよいかもしれません。

④ 収れん化粧水を使用する
あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、「収れん」とは「引き締める」という意味で、収れん化粧水というのは組織、血管を縮めて引き締める作用を持った化粧水のことを指します。
普通の化粧水では肌を保湿しキメこまやかに保つことを目的に使われるものですが、この収れん化粧水は肌や毛穴を引き締める目的でつかわれるものです。毛穴の開きが気になる部分などに集中的に使用するといいでしょう。

また収れん化粧水は「引き締め化粧水」、「トーニングローション」、「タイトニングローション」、「アストリンゼントローション」などとも呼ばれています。
収れん化粧水に含まれる毛穴を引き締める作用を持つ成分は次の通りです。

・植物抽出エキス
・ビタミンC
・アルコール成分

収れん化粧水は通常コットンでトントンと叩くようにして使用するので、皮膚の温度を下げて毛穴を引き締めることにつながります。

収れん化粧水の使い方としては、まず洗顔を行い、そのあとに通常の化粧水、乳液、クリームを順につけた後で収れん化粧水をつけるのが一般的です。
しかし特に毛穴のたるみが気になるという方は洗顔の直後に収れん化粧水をつけ、後から通常の化粧水、乳液、クリームをつける方法も効果的です。
洗顔後の素肌にアルコールの成分が触れると肌に負担となることがあるので、洗顔後に使用する方はアルコール成分の少ないものを選ぶことをおすすめします。

また、肌に弱い方、敏感肌の方はアルコール成分で肌が赤くなる可能性があるため使用は控えた方がよいと思います。

収れん化粧水の使い方

①収れん化粧水をコットンにとります。500円玉よりもすこし大きめのサイズが適量です。
②コットンで皮脂や毛穴の開きが気になる部分をとんとんと叩くようにパッティングします。
③パッティングした部分が冷え切るまで②を繰り返します。

クリニックでできる治療

続いて、毛穴の引き締めに効果的な、クリニックでできる治療法をご紹介します。
クリニックでの毛穴の治療は、自宅で行うものに比べ効果の実感が早いことが特徴です。
保湿などの自宅でのケアは効果が感じられるまでに2か月から半年程度かかるのが普通ですが、クリニックでの治療は早いもので1カ月ほどで効果が出てくるものもあります。

主なものとしては、サーマクール、フラクセル、カーボンレーザーなどと言われるレーザー、ラジオ波などで毛穴を引き締めたり余分に詰まった角質を取り除いたりする治療があります。
これらは1回あたり1万円から20万円と高額で、種類によっても値段の差があります。

また肌に痛みや赤みが残るなどの症状が出る場合もあるので、医師ときちんと相談することが必要です。自宅でのケアとは金銭面などで大きな違いがありますが、早急に毛穴の開きに対処したいという方にはおすすめです。

正しい洗顔方法

そもそも毛穴の開きを悪化させないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。
毛穴が開くのは、先ほども書いたように毛穴に詰まった角栓が原因です。この角栓を毛穴にためないようにするには、洗顔が最も効果的な方法です。
ここでは、毛穴に角栓をためない正しい洗顔の方法をご紹介します。

間違った洗顔をしていると、肌が乾燥してしまう可能性があります。乾燥は皮脂の分泌を促進するので、毛穴の開きにつながります。正しい洗顔の方法は次の通りです。角栓がたまらないような洗顔を心掛けましょう。

正しい洗顔

①まず手を洗って清潔にしてから、軽く水ですすぎ洗いをします。
②洗顔料をしっかり泡立てます。ネットなどをつかうのがおすすめです。
③泡で優しく包み込むように洗います。鼻やTゾーンなど毛穴が気になる部分を洗うときは、指の腹でマッサージをするように洗います。
④ぬるま湯でしっかりすすぎます。
⑤タオルで優しく水滴を取ります。

種類ごとの毛穴対策

毛穴にはいくつかの種類があり、種類によって対策も異なります。
ここでは種類ごとの毛穴対策方法を見ていきます。

① 黒ずみ毛穴対策
黒ずみ毛穴の中は、皮脂と雑菌が混ざり合って衛生状態が悪くなっています。
毎日化粧落としのクレンジングをしっかり行い、週に一度は入浴やイオンスチーマーなどで肌を温めて柔らかくして毛穴の汚れを落としましょう。

また、運動や半身浴などで汗を書くことも、毛穴の汚れを洗い流して老廃物を体外に排出する手助けになります。肌が冷えた状態でいると毛穴が閉じてしまい排出されにくくなってしまいます。蒸しタオルなどをあてて温めるのもおすすめです。自分でできる角栓を除去するシートや、エステなどで押し出す方法もあります。

② たるみ毛穴対策
たるみ毛穴の対策には、まず皮膚の土台となるコラーゲン線維を健康に保つことです。コラーゲンを多く含んだ食生活から改善するのが有効です。鳥の手羽先や魚の煮凝りなどがおすすめのメニューです。

また、コラーゲンの生成を促すビタミンCも積極的に摂取すべきです。野菜や果物をたくさんとりましょう。コラーゲン入りのドリンク等も補助的な手段として有効です。また、水分不足もたるみの原因となるため水分を多く摂取することが重要です。特に保湿化粧水や美容液、シートマスクなどで外側からも水分を補うことが肝要です。美容液などを塗るときに、肌を下から上に引き上げるようにするマッサージとあわせてケアするのもいいでしょう。
ちょっとした時間で口角をあげてみる、口を左右に動かす、目を大きくうごかしてみるなどの顔の体操をすることも、毎日継続すれば顔の筋肉の衰えを予防でき、健康でたるみのない肌につながります。

③ オイリー肌による毛穴対策
先ほども紹介しましたがオイリー肌の人は洗顔をしすぎてしまうことが多く、その結果肌の油分がなくなってしまうためどんどん皮脂の分泌が促進されて、肌が油っぽくなってしまうという悪循環の中にいます。
これを解消するためにも、朝の洗顔は軽めに済ませて、皮脂や汗、汚れが特に気にならないのであれば洗顔料を使わずに水やぬるま湯で洗い流すことが大切です。
夜はきちんと化粧をクレンジングで落としてから、皮脂などが気になる場合は肌に優しい弱アルカリ性の洗顔料を使って皮膚になじませるように優しく洗顔しましょう。皮脂が気にならなくなったら、弱酸性の洗顔料を使うのがおすすめです。

洗顔後は感想を防ぐためにすぐに化粧水と美容液をつけましょう。
また、オイリー肌だからといって脂取り紙を乱用せず、ティッシュを使って優しく脂分をとりましょう。食生活の面でも、脂分を控えたヘルシーな食生活を心掛けるとよいでしょう。不要な脂肪や有害物質を排出するために毛穴に負担がかかってしまうからです。

余分な皮脂の排出が原因でターンオーバーが遅れ気味になっていて、肌の表面がざらざらになっているような人は、美容皮膚科で行っているケミカルピーリングを試してみるのもよいでしょう。
フルーツ由来の酸を使っているなど肌に優しいものも多くあります。

紫外線対策

最後に、紫外線対策について少しお話したいと思います。
最初の黒ずみ毛穴のところでもお話ししましたが、毛穴開きの原因のひとつに紫外線の影響があります。紫外線対策をすることは毛穴開きの予防にもなるのですね。では、どのようにして紫外線対策をすれば効果的なのでしょうか。

もちろん、紫外線の影響を避けるには日焼け止めを塗ったり、日光にあたる時間を短くしたりと一般的な紫外線対策が有効です。しかしそれだけでなく、食生活の面から、内側から紫外線に負けない身体づくりをしていくことも大切です。
特に30代以降は抗酸化力が低下するので、活性酸素を身体に溜め込みやすくなっています。ビタミンやポリフェノール、リコピンなどの抗酸化パワーが期待できる食材をたくさん摂取できるといいですね。

毛穴開きの種類、原因と対策についてご説明してきました。お肌の悩みは尽きませんが、少しでも健康的な生活を心掛けることが大切です。